2025年10月27日(月)
入院の手続きの際から個室を希望していた。
入院前からの最大のストレスはマスク強要だった。
私はマスクの無意味さ、狂ったマスク強要についてずっと声を上げてきた。
入院中にマスクを強要されるのは是が非でも避けたい気持ちがあった。
もちろん、今回の入院ではどうしても従わなければならない場面はあるだろうという諦めの気持もありったが、それでも出来るだけ『感染対策』で追い回されたくなかった。
個室料は1日11,000円。それでも個室に入りたいと思っていた。
入院時間は13時30分。
これは、緊急ではない予定手術の場合、治療を終えた患者には午前中に退院してもらい、部屋を整えて、午後からの入院を受けるというのが、病院の習わしでもある。
予定の時間に病院の受付に行ったところ、個室が用意で来ているとのことで、まずは安堵した。
入院手続きを行う。
各種書類のやり取りや、入院中使用する物品(病衣など)の申込書に記入したり。
前に言われていた保証金も現金で支払った。
金額は、一律の7万円に加え、個室利用者は追加で10万円、計17万円。これに対して『預かり票』が発行され、退院時にこの預かり金は入院費に充当される。
手続きを終え、指定された病棟へ。病棟はガラス張りのドアで閉鎖されていることに驚いた。もちろんこの病院で入院するのは初めてだし、いつからこんな閉鎖病棟になったのかは分からない。
しかし、少なくとも2019年より前、多くの病院では、エレベーターを降りて病棟に入る際、詰所カウンターで名前を申告してそのまま入れるものであった。閉鎖されているガラスのドアは、ICUやごく一部の病棟だけのことであった。
インターホンを押して名前を名乗ると、ドアが開き、看護師が詰所から手で私の部屋を指し示した。
入口すぐ近くの病室だった。この時点でノーマスクだったが、何も言われなかった。
部屋に入り、スーツケースを開けて荷ほどきしていると、入れ代わり立ち代わりスタッフがやってきてあれこれ説明したり借りていた病衣やタオルを持ってきたりする。
まだ明るいが、入院モードになったので、病院に着替えてメイクも落とした。
手術を執刀する主治医もちらっと訪室あり。
改めて書いておくが、外来で何度か診察を受けていたが、担当医は実に説明が丁寧で(私が医師で、紹介で来たからだけではないと思う)、誠実な人物であった。
麻酔科の看護師がやってきた。麻酔科の診察があるとの説明。
これは、私も病院に勤めていたから知っていたし、予想していたとおり。
ここで彼女に聞いてみた。
2020年から日本が狂い始め、Twitter(当時)、分娩時にマスクをさせられた話や、救急搬送された人がマスクの上から酸素マスクを当てられたという話を何度も見ていたので、確認したのだ。
「麻酔時に不織布マスクの上から酸素マスクを被せるんですか?」果たして、看護師の返事は「そうなっています」だった。
頭がぐらぐらした。
不織布マスクの上から酸素マスク。狂っている。
「決まりでそうなっています。手術室では、マスク絶対なんです」と。
「では麻酔中もずっと不織布マスクの上から麻酔管理?」と聞いたら、「麻酔で寝てしまったら外します。」と言うではないか。
もうここまで狂ってしまった病院で、目の前の看護師にあれこれ言っても仕方ない。
ただ、言わずにおれなかった。。。不織布マスクの上から酸素マスクのあほらしさについて。看護師は、困ったように「そうですよね」というばかりだった。
看護師が一旦退室してしばらくしてから病棟看護師が麻酔科診察に呼びに来た。その際、ついに言われた。
『マスクありますか?』
覚悟はしていたので、引き出しに入れておいたマスクをのろのろと一度付けた。そして麻酔科診察室に向かいながら、しれっとマスクを顎に下げ、そしてしれっと外し、しれっと手首に装着。看護師は何も言わない。
そのまま麻酔科診察室に入ると年配の麻酔科医が座っていたが、何も言わない。麻酔に関する説明を受ける間も、帰室までも、ついぞ何も言われなかった。
リハビリ担当の理学療法士もやってきた。術後のリハビリのための事前評価ということだった。
個室には洗面台、トイレ、シャワーが付いていた。本当に助かった。トイレに行く度に『マスク!』と言われたらたまったものではない。
シャワーについて、『17時までに済ませてください』というこれまた謎の指示があったが、仕方なく早めのシャワーを済ませた。
19時前に夕食到着。
病院が、いかに食事の材料費を抑えているかが伝わって来る内容だった。
23時以降は飲食禁止。
とはいえ、明日手術という緊張もあり、いつもつい食べてしまうおやつにも食指が動かない(病院内のコンビニでは私が食べられるおやつはないので、持参していた)。
病院の夜は早い。
21時消灯。
眠れるかと思ったが、割とすっと眠れたようだった。

